2009年2月10日火曜日

映画 ベンジャミン・バトン -数奇な人生-

映画ベンジャミン・バトン(The Curious Case of Benjamin Button)を見に行ってきた。

Francois Scott Key Fitzgeraldの短編小説をDavid Fincherが映画化した作品。
主人公のBenjamin ButtonをBRAD PITTが,その恋人のDaisyをCATE BLANCHETTが演じている。

Benjaminが80歳で産まれ,段々と若返って行くという設定で,恋人のDaisyと40歳くらいを中心に交差し,また離れて行く,という物語である。

愛する人と20歳過ぎで出会ったとして,80歳過ぎで死ぬまで,普通のケースでは約60年間を最愛の人と一緒に過ごせるわけである。
しかし,この2人の場合は違い,20年間ほどになる。
我々の場合,愛する人との時間はそれよりは長く持てるわけだが,やがて死に別れてしまい愛は消えて行く。
ゆえに最愛の人との時間を大切にしなければならない。
その点を,相手を80歳から始める事でうまく引き出した良作であると感じた。

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