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映画「おくりびと」を見に行ってきた。
第81回米国アカデミー賞外国語映画賞
第32回日本アカデミー賞最優秀作品賞
第32回モントリオール世界映画祭 グランプリ
等々を受賞した話題作である。
監督 滝田洋二郎
主演 本木雅弘
故人を美しく蘇らせ,遺族が愛の内に故人を見送る手伝いをする納棺士を描いた作品。
納棺の儀は昔には遺族がしていたようである。今では故人に触れることはほとんど無いままに別れてしまうが,故人の体を磨き,美しく着飾らせるという作業の過程で,故人をさらに良く偲ぶ事ができることを気づかせてくれたように思う。
ヒロスエが銭湯のおばちゃんの納棺に立ち会ったり,モっくんの親父が白い石を握っていたりと,やや行き過ぎな場面もあったが,
モっくんの漬物の落とし方が非常にうまいことに度肝を抜かれた。
体の洗い方,カミソリ捌きも絶妙であった。
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